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記事: 八女星野村のブルーベリー農家さんを訪ねて

なんばん往来

八女星野村のブルーベリー農家さんを訪ねて


福岡県八女市の星野村。この自然豊かな土地で育つブルーベリーは、「なんばん往来」の夏限定の味として使用しています。今年も収穫が始まるという知らせを受け、7月上旬にブルーベリー農家の田中さんを訪ねました。

ブルーベリーを収穫する田中さん

田中さんがブルーベリー栽培を始めたのは約20年前。元々は植木屋だった田中さんが、四国でのブルーベリー栽培の記事を雑誌で見かけたことがきっかけです。実際に現地を訪れ、苗木を持ち帰って星野村の農家仲間と一緒に勉強しながら栽培を始めました。

星野村は標高が高く、冬にはしっかりとした寒さが訪れる地域。ブルーベリーにとって理想的な環境です。さらに、酸性で保水力があり、排水性にも優れた土壌も栽培にぴったり。土壌改良はせず、自然のままの土で栽培しています。

 

ブルーベリー栽培に向いた星野村の土

収穫期は6月から9月初旬まで。今年は2月に寒さがしっかり訪れたおかげで実つきがとても良いそうです。色づき始めた実を見ると心が躍ると田中さんは嬉しそうに語ってくれました。収穫の時期には、周囲の農家さんたちもどこかウキウキした空気になるそうです。

ブルーベリーの収穫はすべて手摘みで行われます。一粒一粒、色づき方や熟し具合が異なるため、傷がないか、熟しているかを手で触れ見極めながら、丁寧に摘み取っていきます。

 

実の裏側も見て熟し具合を判断するそう

「きれいな実を採りたい」という想いから、畑をこまめに見回り、選別作業にもひときわ力を注いでいます。畑で採れた実を食べて「おいしい」と感じた瞬間が、何より嬉しいと語ってくれました。

 

星野村のブルーベリーを使ったなんばん往来を食べていただきました

田中さんが目指しているのは、星野村のブルーベリーをもっと多くの人に知ってもらうこと。「星野のブルーベリーはおいしい」と感じてもらえるよう、これからも丁寧な栽培を続けていきたいと話します。

 

星野村の自然の恵みを受けて育ち、一粒一粒手摘みで収穫されるブルーベリー。
その甘酸っぱさを夏のなんばん往来にのせてお届けしています。
ぜひ、星野村の夏の味をお楽しみください。

 

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