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記事: 収穫を迎えたレモン畑に行ってきました

九州素材

収穫を迎えたレモン畑に行ってきました

 

みなさん、レモンの時期といえばいつを思い浮かべますか?
きっと、爽やかな青空が広がる夏を
イメージする方が多いのではないでしょうか?

しかし、実はレモンの収穫は冬なのです。

1月某日。
唐津でレモンを作っている吉森さんの畑が
収穫を迎えるとのことで、
私たち取材チームはレモン畑へ向かいました。

まず、事務所で吉森さんと合流。
吉森さんの車についていく形で畑へ。
曲がりくねった山道を軽快に進んでいく吉森さんに
必死に食らいつきながら進んでいくと
山の中腹にある畑に到着しました。

 

「どうぞ。」と中へ入っていく吉森さんに続いて
おそるおそるハウスの中へ。
一面に広がるレモンの木が私たちを出迎えてくれました。

枝から下がる数えきれないくらいの実を
まるで暖簾のようにくぐりながら
畑の奥に進んでいきます。

畑の中はどこを見てもあたり一面黄色い景色が広がっていました。

 

吉森さんがレモンの栽培を始めたのは2018年。
もともとはデコポンを育てていましたが、
せっかく育てた果実を猿が食べしまうため、
猿が食べないレモンにしたのがきっかけだそうです。

これまでの柑橘栽培の経験や知識を生かしながら、
レモンファーストの栽培をするのが吉森流。

樹勢が強いレモンの木も、
枝の伸びる方向や、実の付け方をコントロールするのではなく、
レモンの意向に合わせてサポートをする形で
レモンを育てているそう。

 

昨年、お伺いした時にお話しされていた

「毎日のように畑に行ってレモンと会話している。」

という言葉の意味がようやく分かったような気がしました。

レモンのことを話すと、どんどん表情が柔らかくなっていく吉森さん。
レモンを眺める目や果実を持つ手の温かさから
その愛情の深さが伝わってきます。

 

なんばん往来では、吉森さんが丁寧に育てたレモンを、
その愛情やこだわりも含めてみなさまのもとへお届けできるよう、
大切にお菓子にのせて、発売の準備を進めています。

 お菓子と一緒に、素材のストーリーもお楽しみいただけるよう、
今回の取材でお聞きした話は、商品の発売の時期に合わせて
改めてご紹介させていただきます。

 なんばん往来唐津産レモンの発売まで
もうしばらくお待ちください。