南蛮文化×九州素材

 九州のおいしさ、
 お菓子に込めて。

Roots

シュガーロードに想いを馳せ
誕生したなんばん往来。

かつて長崎だけが外国に開かれた時代。そこから小倉へと向かう長崎街道を
伝って砂糖が江戸へと運ばれていました。長崎街道の別名はシュガーロード。
その筑前六宿の一つである飯塚の街になんばん往来は誕生しました。

南蛮文化が、
なんばん往来のルーツ。

ちょっと変わった名前は、西洋菓子のルーツでもある南蛮文化と、それを江戸へと伝えたシュガーロードを往来する人々に思いを馳せた時、最初に思い浮かんだもの。南蛮船を思わせる船の形、そしてアーモンド粉しか使わない生地と512層のパイは、シュガーロードで育った私たちの製菓技術の結晶で、商品化までに13年もの時間がかかりました。開発着手から半世紀。そして1984年の発売以来、40年近く愛されてきた自慢のお菓子です。

Essence

九州の大地が育んだ
旬の素材を使って。

暖かく潤いのある九州の気候と水はけの良い九州の大地には、おいしい実りがたくさん育ちます。大きないちごや変わった形のみかん、甘いさつまいもやホクホクの栗・・・ぜんぶ集めたら、素材の宝石箱ができるほどです。私たちは、この地の利を享受すべく九州の新鮮な素材をお菓子に使ってきました。そのまま食べてもおいしい九州素材を、もっとおいしくなるように。甘酸っぱい素材はアクセントのソースにしたり、ホクホクとした素材は生地に練り込んだりと、素材のおいしさを引き出すようにお菓子にしています。

南蛮文化×九州素材を
コンセプトに
広がる
なんばん往来の世界。

なんばん往来シリーズ

南蛮から渡来したおいしさをルーツに、九州素材を使って香ばしく風味豊かに仕上げたなんばん往来。今ではコンセプトはそのままに、さまざまなおいしさへと発展しています。どのお菓子も、南蛮文化と九州素材を感じられるものばかり。日々のティータイムはもちろん、記念日のデザート、大切な方への贈りもの、さらには九州のおみやげとしても喜ばれています。

福岡でしか食べられない、
できたての香ばしさ。

なんばん往来は日持ちがするので贈答用やおみやげ、日頃のお茶請けとして、みなさんに親しまれてきました。逆の発想で賞味期限を1日にすると、どのようなおいしさが生まれるのか。それにチャレンジしたのが焼きたてなんばん往来です。発売当初、唯一取り扱っていた博多駅マイング店では、行列ができるほどの人気を集めました。そして満を持して、なんばん往来発祥の地である飯塚に、焼きたてなんばん往来、そして究極のできたてとも言える賞味期限30分の絞りたてモンブランを加えたスイーツビストロが2023年4月にオープン。新しい福岡名物を目指して作った、できたてのなんばん往来。福岡・飯塚にお出かけの際には、是非お店にお立ち寄りください。